タツモが7日ぶりに反発、上期経常を3期ぶり最高益に70%上方修正
タツモ<6266>が7営業日ぶりに反発している。7月31日の取引終了後、20年12月期上期(1~6月)の連結経常利益が12億900万円(前年同期比3倍)になりそうだと発表。従来予想の7億1000万円(同78.8%増)を大幅に上回り、3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが好材料視されている。
収益計上が後ずれする案件の発生などで売上高は従来計画(97億4700万円)を下回る92億6800万円となったものの、利益率の高い装置の販売や原価低減の進展などで採算は大きく改善し、経常利益は上振れ着地となった。上期時点では新型コロナウイルス感染拡大の影響は限定的としている。なお、通期の業績予想は新前回の予想数値を据え置いた。