エバラ食品が大幅反発、内食需要増追い風に上期業績予想を上方修正

材料
2020年8月3日 12時45分

エバラ食品工業<2819>が大幅高で4日ぶり反発している。7月31日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を248億2700万円から251億円(前年同期比1.9%減)へ、営業利益を7億4900万円から14億5000万円(同24.8%増)へ、純利益を5億100万円から9億9000万円(同25.7%増)へ上方修正しており、これが好感されている。

各自治体の外出自粛要請やテレワークの推進による急激な内食需要の増加などを受けて、「黄金の味」やポーション調味料などの家庭用商品の売り上げが計画を上回っていることが要因。また、商品構成の変化による原価率の低減や、一部旅費交通費などが未使用となっていることも寄与する。

なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算が、売上高123億7000万円(前年同期比1.9%増)、営業利益10億4600万円(同2.3倍)、純利益7億500万円(同2.3倍)だった。また、21年3月期通期業績予想は、売上高500億9500万円(前期比2.2%減)、営業利益17億200万円(同26.3%減)、純利益11億7500万円(同20.7%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.