株価指数先物【寄り前コメント】物色の流れを見極めつつ、ややTOPIXに比重をおいたポジション取りを意識

市況
2020年8月5日 8時07分

大阪9月限ナイトセッション

日経225先物 22470 -120 (-0.53%)

TOPIX先物 1550.0 -6.0 (-0.38%)

CME先物 22500 -90

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

4日の米国市場は、NYダウ、S&P500、ナスダックが上昇。米追加経済対策の協議において、シューマ―上院議員、ペロシ下院議長、ムニューシン財務長官などの発言が相次ぎ、不安定な場面がみられたが、原油相場の上昇を背景にエネルギー株がけん引した。

シカゴ先物清算値は大阪比90円安の2万2500円だった。日経225先物ナイトセッションは日中比50円安の2万2540円で始まり、開始直後に2万2580円まで戻す場面もみられたが、その後2万2410円まで下げ幅を広げている。米国市場の開始後は2万2430~2万2500円を挟んだこう着が続き2万2470円と高値圏で終えている。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い先行で始まることになりそうだ。もっとも、直近2日間で800円以上上昇していることもあり、利食いは想定内だろう。25日移動平均線が位置する2万2475円を挟んでの底堅さを見極めることになりそうだ。また、直近ではCTAとみられるショートカバーのほか、レバETFの調整買いがリバウンドを強める需給要因だった。ショートカバーが一巡する一方で、商品市況の上昇が目立つなか、改めてCTA経由のショート戦略が意識されてくる。

一方で、トランプ米大統領は「7日に雇用に関して大きな数字が出る」といった発言が伝えられている。そのため、下値を売り込む流れにはなりづらく、リバランス中心の商いになりそうだ。昨日はゴールドマン、JPモルガンが日経225先物売り、TOPIX先物買いによるNTショートの売買がみられている。バリュー株への買い戻しもあり、物色の流れを見極めつつ、ややTOPIXに比重をおいたポジション取りを意識しておきたい。

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