シュッピンが一時ストップ高、第1四半期業績悪化も会社計画は大幅上振れ
シュッピン<3179>は一時ストップ高に買われた。5日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の単体決算は、売上高58億1000万円(前年同期比30.8%減)、営業利益1億800万円(同79.6%減)と大きく落ち込んだが、会社計画比では大幅に上振れており、これを好感する買いが入っている。
実店舗は新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業の影響で大幅減収となったものの、主軸のECはカメラと時計の中古品販売が順調に推移した。また、前期改善した中古粗利益率を維持したことで、営業利益は事前予想の1100万円を大幅に上回る1億800万円で着地した。同日発表した7月の売上高は前年同月比6.3%減だったが、減少幅が前月の17.2%から縮小しており、回復基調にあることも好感されているようだ。