新日本製薬---3Q増収、通信販売及び国内外EC販売が好調に推移

材料
2020年8月7日 12時05分

新日本製薬<4931>は6日、2020年9月期第3四半期(19年10月-20年6月)決算を発表した。売上高が前年同期比0.8%増の255.73億円、営業利益が同1.6%減の25.52億円、経常利益が同0.1%増の25.49億円、四半期純利益が同1.2%増の15.93億円となった。

通信販売は、パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズを利用中の顧客に向けた、オールインワンジェルと併用可能な季節限定商品の販売が好調に推移したことに加えて、国内EC販売における新規顧客の獲得施策や外部ECモールへの積極的な広告投資により売上高は前年同期を上回る結果となった。

直営店舗販売・卸売販売は、バラエティショップやGMSを中心に取扱店舗数の増加や売り場の拡大施策に継続的に取り組んでいたが、新型コロナウイルス感染症の影響による店舗の臨時休業や外出自粛による客数の減少により、売上高は前年同期を下回る結果となった。

海外販売は、第1四半期累計期間において中国を中心に売上高が好調に推移していた中、第2四半期累計期間において新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い中国国内の物流停止や中国向け輸出の延期等が生じたことで、販売活動が一時影響を受けたが、海外EC販売の伸長により売上高は前年同期を上回る結果となった。

2020年9月期通期の業績予想については、売上高が前期比4.3%増の350.00億円、営業利益が同10.0%増の31.50億円、経常利益が同10.7%増の31.30億円、当期純利益が同10.2%増の20.10億円とする期初計画を据え置いている。

《EY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.