戸上電が9月中間期営業利益予想を上方修正
戸上電機製作所<6643>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、営業利益を3億円から5億円(前年同期比33.1%減)へ、純利益を2億6000万円から4億5000万円(同19.1%減)へ上方修正した。
売上高は従来予想の101億3000万円(同7.3%減)を据え置いたものの、電力会社向けの配電自動化用子局や配電用自動開閉器の売り上げが増加したことに加え、グループ全体でコストダウンや経費削減などを推進したことが利益を押し上げる見通し。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高217億2000万円(前期比3.7%減)、営業利益11億7000万円(同24.4%減)、純利益9億8000万円(同15.5%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に第1四半期(4~6月)決算を発表しており、売上高50億8500万円(前年同期比1.8%減)、営業利益3億4900万円(同30.3%増)、純利益2億7100万円(同41.7%増)だった。