12日の株式相場見通し=反落、米株の終盤失速受け売り優勢の地合いに

市況
2020年8月12日 8時01分

12日の東京株式市場は、売り優勢の展開となる可能性が高い。前日の米国株市場では新型コロナウイルスのワクチン開発期待などを背景にNYダウが一時300ドル以上の上昇をみせていたが、終盤急速に値を崩し結局100ドルあまり下落して引けた。また、ナスダック総合指数も3日続落と目先調整色を強めており、東京市場でも前日に400円以上の上昇をみせた日経平均も利食い急ぎの動きが出そうだ。外国為替市場では1ドル=106円台半ばまで円安が進んでおり、これは輸出セクターの下値を支える材料となるが、米国株市場では足もとハイテク株に利益確定の動きが強まっており、半導体やネット関連株には向かい風が強い。下値も限定的で日経平均は2万2000円台半ばで売り物をこなす展開が予想される。

11日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比104ドル53セント安の2万7686ドル91セントと8日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は、同185.534ポイント安の1万782.823だった。

日程面では、7月のマネーストック、7月の工作機械受注。海外では、7月の米消費者物価指数、7月の米財政収支、4~6月期英国GDP、6月のユーロ圏鉱工業生産など。

出所:MINKABU PRESS

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