<動意株・14日>(大引け)=インパクト、RSC、アンビションなど(その2)

材料
2020年8月14日 15時10分

ボルテージ<3639>=急伸。13日の取引終了後に発表した20年6月期連結決算が、売上高65億8700万円(前の期比7.5%減)、営業損益8600万円の赤字(前の期1億9800万円の赤字)、最終損益1億6000万円の赤字(同3億5500万円の赤字)となり、営業赤字が半減したことが好感されている。第4四半期に、新型コロナウイルス感染症拡大による巣ごもり消費の影響で、特に「日本語女性向け」「英語・アジア女性向け」「男性向け」などの売上高が増加。また、採用抑制などに伴う労務費の大幅な減少に加えて、サーバーのクラウド化やオフィス減床による賃借料の減少などが貢献した。なお、21年6月期業績予想は、合理的な算定が困難であるとして非開示としている。

JMDC<4483>=一気に年初来高値を更新。13日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算(国際会計基準)は、売上高32億1200万円(前年同期比25.6%増)、営業利益3億5700万円(同34.2%増)となり、これを好感する買いが入っている。ヘルスビッグデータ活用の機運が高まり続けるなか、主力の製薬会社や生損保会社向けデータ利活用サービスの取引額が高水準を維持したうえ、保険者・生活者及び医療機関向け事業の収益も大きく成長した。遠隔医療事業と調剤薬局支援事業は新型コロナウイルス感染症の影響を受けたが、主力のヘルスビッグデータは成長継続で吸収し、大幅増収増益を達成している。

カヤック<3904>=大幅続伸。13日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を71億円から77億円(前期比20.6%増)へ、営業利益を2億円から5億円(前期5億3500万円の赤字)へ、最終利益を7000万円から3億7000万円(同3億400万円の赤字)へ上方修正。ハイパーカジュアルゲーム「ParkMaster」がグローバルでヒットし、想定した売上高を大きく上回って推移したことに加えて、ソーシャルゲームサービスの運営体制のスリム化などで、上期業績が従来予想を上回って推移したことが要因としている。なお、第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高42億円(前年同期比38.8%増)、営業利益2億9300万円(前年同期2億8000万円の赤字)、最終利益1億8900万円(同2億4300万円の赤字)だった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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