株価指数先物【寄り前コメント】2万3000~2万3300円処でのレンジ取引に
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 23140 -140 (-0.60%)
TOPIX先物 1616.5 -9.0 (-0.55%)
CME先物 23140 -140
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
14日の米国市場は、NYダウが上昇する一方で、S&P500とナスダックが下落。7月の小売売上高が市場コンセンサスを下回ったが、ミシガン大消費者マインド指数(速報値)はコンセンサスを上回るなど経済指標が強弱まちまちのなかで方向感のつかみづらい相場展開だった。また、追加の景気対策に関する協議が難航していることも手掛けづらくさせている。
シカゴ先物清算値は大阪比140円安の2万3140円だった。日経225先物ナイトセッションは日中比50円安の2万3230円で始まり、寄り付きを高値に日本時間の夕方には2万3050円まで下げている。その後、米国市場の開始前には2万3170円まで下げ幅を縮めたが、取引時間中は概ね2万3120円~2万3160円辺りでの狭いレンジとなり、2万3140円で取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、利食い優勢のスタートとなろう。米国の追加景気対策に関する協議がレーバーデー明けになるとの見方のほか、15日に予定されていた米中閣僚級協議が延期となったことも相場の重しになりそうだ。決算発表がほぼ一巡しお盆明けとなることで国内参加者は増えそうだが、海外勢はレーバーデー明けまで夏休み休暇に入ることもあり、商いが膨らみづらい需給状況の中で短期的な売買にとどまりそうだ。
もっとも、先週の900円を超える上昇でこれまでのレンジ上限だった2万3000円を超えてきている。今後は、この2万3000円が支持線として意識されやすい。一方で8月のSQ値が心理的な上値抵抗として意識されるため、2万3000円~2万3300円処でのレンジ取引になりそうだ。引き続き参加者が限られる状況であるため短期筋の売買に振らされやすくなるが、その後のカバーも早いことから、レンジ内でこれに向かう形でのロングショートになる。また、先週後半はNTの修正がみられたが、それでも5日移動平均線に抑えられる形状をみせていることもあり、NTショート(日経225先物売り、TOPIX先物買い)は意識しておきたい。
株探ニュース