ソフトバンクGは売り優勢、ビジョン・ファンド先行きと米中摩擦激化を警戒

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2020年8月17日 9時09分

ソフトバンクグループ<9984>は引き続き商い高水準で強弱感が対立するなかも、ここにきて売りに押される展開を強いられている。テクニカル的には前週後半から25日移動平均線を下回って推移するなど調整局面にある。同社が率いるビジョン・ファンドはコロナ禍で資金集めにも難航している状況だが、そのなか、経営難の米シェアオフィス大手ウィーカンパニーに対し新たに11億ドルの金融支援枠を設けることなどが報じられ、先行き不透明感も意識されている。一方で、中国AI企業のIPO検討などプラス材料も伝わっているが、現時点では消化難。ここにきて米国と中国が閣僚級の貿易協議を延期するなど対立の先鋭化が懸念されており、ソフトバンクGにとっても米中摩擦激化はネガティブに働くとの見方も株価の上値を重くしている。

出所:MINKABU PRESS

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