フェイスがS高カイ気配、第1四半期営業利益が大幅黒字転換
フェイス<4295>がストップ高の926円水準でカイ気配となっている。前週末14日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高53億3200万円(前年同期比16.7%増)、営業利益5億4500万円(前年同期5400万円の赤字)、最終利益3億7400万円(同9300万円の赤字)となり、営業利益が大幅黒字転換したことが好感されている。
既存配信サービス売り上げや、新型コロナウイルス感染防止のため店舗の営業を休止したことに伴うコンテンツ事業の売り上げは減少したものの、既存加盟店におけるポイント発行が大幅に増加したポイント事業や、傘下の日本コロムビアにおけるアニメ作品やゲーム作品関連の売り上げが拡大したレーベル事業が牽引役となり、業績が好転した。
同時に、未定としていた21年3月期通期業績予想を発表しており、売上高200億円(前期比0.5%減)、営業利益5億円(同29.8%増)、最終利益1億円(前期8億8400万円の赤字)を見込むとした。