天昇電気工業---1Qは売上高が28.60億円、自動車関連企業を中心に需要に影響
天昇電気工業<6776>は7日、2021年3月期第1四半期(20年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比35.6%減の28.60億円、営業損失が0.35億円(前年同期は2.46億円の利益)、経常損失が0.31億円(前年同期は2.09億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が0.18億円(前年同期は1.37億円の利益)となった。
日本成形関連事業の売上高は前年同期比39.5%減の23.60億円、セグメント損失は0.83億円(前年同期は1.63億円の利益)となった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により納入先である自動車メーカーの完成車工場で操業停止や減産が実施された。
中国成形関連事業の売上高は前年同期比0.2%減の0.75億円、セグメント利益は0億円となった。、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により生産販売活動に制限を受けたが、短期間で収束した。
アメリカ成形関連事業の売上高は前年同期比10.0%減の3.52億円、セグメント損失は0.11億円(前年同期は0.28億円)となった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響及び家電等の需要が減少した。
不動産関連事業の売上高は前期比4.3%減の0.72億円、セグメント利益は同5.0%増の0.58億円となった。相模原市、伊那市所在の賃貸建物及び二本松市所在の土地から構成されている。
2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、現段階で合理的な業績予想の算定を行うことが困難なことから、未定としている。今後、業績予想の算定が可能となった段階で速やかに公表する。
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