ジーエヌアイがF351の第2相臨床試験の完了を発表
ジーエヌアイグループ<2160>がこの日の取引終了後、肝線維症治療候補薬として第2相臨床試験を実施していた「F351」について、試験の完了を発表した。
同試験は、中国におけるB型肝炎ウイルス由来の肝線維症患者に対する安全性並びに有効性を検証する試験で、初期段階分析ではプラセボ群に対して統計学的に優位な改善結果が得られたという。また、全般的に良好な耐容性も示したという。同社ではこの結果を踏まえ、中国市場での上市や米国、日本における可能性について検討を進め、9月下旬から10月上旬をメドに戦略的な方向性について明らかにするとしている。なお、20年12月期業績への影響はないとしている。