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前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2020年8月19日 5時20分

■ビジョン <9416>  666円 (-70円、-9.5%)

東証1部の下落率2位。ビジョン <9416> が急反落。17日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1-6月)連結決算が、売上高96億3000万円(前年同期比25.6%減)、営業損益1500万円の赤字(前年同期16億9000万円の黒字)、最終損益13億5200万円の赤字(同10億7500万円の黒字)となり、営業損益段階から赤字となったことが嫌気された。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅行需要の急減速により、グローバルWiFi事業が落ち込んだ。また、レンタル資産をはじめとするグローバルWiFi事業関連資産の減損損失の計上、一部の投資先における投資有価証券評価損の計上なども響いた。同時に、未定としていた20年12月期通期業績予想について、売上高167億円(前期比38.9%減)、営業損益3億2000万円の赤字(前期33億2500万円の黒字)、最終損益16億100万円の赤字(同22億2600万円の黒字)を見込むと発表している。

■イオンファン <4343>  1,567円 (-35円、-2.2%)

イオンファンタジー <4343> が反落。17日の取引終了後に発表した7月度の売上概況で、既存店売上高が前年同月比33.1%減となり、5ヵ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。同社では、緊急事態宣言の解除と各自治体からの休業要請解除を受けて、5月16日から順次営業を再開し、7月は全店舗が営業している。営業再開後の売り上げは回復基調に乗り、7月第1週は週間の既存店売上高が前年同期比85%まで回復していたが、新型コロナウイルスの感染拡大が再度、東京都から始まり全国に波及したことで、第3週以降、売り上げの回復にブレーキがかかったとしている。

■村田製作所 <6981>  6,653円 (-86円、-1.3%)

村田製作所 <6981> 、TDK <6762> 、フォスター電機 <6794> など電子部品株が総じて軟調。米商務省が17日、中国通信機器大手ファーウェイに対し、事実上の禁輸措置の強化を発表、米中摩擦の激化が懸念された。世界的な5G普及への足かせとなる可能性もあり、セラミックコンデンサーをはじめ5G対応スマートフォン向け部品で商機獲得が期待されている電子部品メーカーにも株価のネガティブ材料として意識されている。18日は外国為替市場で1ドル=106円台を割り込む円高に振れたことも買い手控えムードを助長した。

※18日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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