東京株式(前引け)=反発、薄商いも朝安後に切り返す展開に
19日前引けの日経平均株価は前営業日比50円68銭高の2万3101円76銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億4742万株、売買代金概算は8334億8000万円。値上がり銘柄数は908、対して値下がり銘柄数は1110、変わらずは134銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場では強弱感が対立し日経平均は前日終値を挟み方向感の定まりにくい動きとなった。朝方は安かったものの、その後は下げ渋り前場後半はプラス圏で売り物をこなした。外国為替市場でドル安・円高基調にあることは警戒されているものの、前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数やS&P500指数が最高値に買われた流れで徐々にリスクを取る動きが優勢となった。売買代金は低調で1兆円台を下回っている。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで株価も堅調。任天堂<7974>も物色人気。NEC<6701>、富士通<6702>も買われた。ブイキューブ<3681>が大幅高。テモナ<3985>、アイモバイル<6535>が値を飛ばし、ユーグレナ<2931>も物色人気。半面、ソニー<6758>が軟調、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857.T>など半導体関連も安い。ダイキン工業<6367>も売りに押された。オイシックス・ラ・大地<3182>が利食われたほか、ファイバーゲート<9450>も大幅反落。