ツインバードは急反落、第三者割当による新株予約権発行で希薄化などを警戒
ツインバード工業<6897>が急反落している。24日の取引終了後、SMBC日興証券を割当先とする第三者割当により、行使価額修正条項付第1回新株予約権を発行すると発表しており、一株利益の希薄化などを警戒した売りが出ているようだ。
今回発表の新株予約権は9月9日を割当日としており、発行新株予約権数は1万8000個(潜在株数180万株)で、潜在的な希薄化は20.00%となる。調達資金約13億7400万円は、FPSC(フリー・ピストン・スターリング方式冷凍機)事業における製造設備に関する設備投資や同事業における開発・製造に関する人材投資、借入金の返済などに当てる方針という。