ログイン
米国株
2020年8月23日 19時30分
特集

コロナ禍の4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第2弾〕 <成長株特集>

本特集では、8月20日に配信した時価総額1000億円以上の銘柄を対象とした「コロナ禍の4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第1弾〕」に続き、時価総額1000億円未満の銘柄を対象とする第2弾をお届けします。

今回は時価総額300億円以上1000億円未満の3月期決算企業の中から、直近3ヵ月実績である4-6月期(第1四半期)の経常利益が前年同期比で倍増した28社をリストアップし、増益率の大きい順に並べた。下表では四半期ベースの「増益連続期数」、4-6月期経常利益の通期計画に対する進捗割合を表す「対通期進捗率」も併せて記した。

増益率トップとなったのはベガコーポレーション <3542> [東証M]。20年4-6月期(第1四半期)は売上高が前年同期比61.1%増の53.4億円、経常利益は同58倍の7.5億円となり、いずれも四半期ベースの過去最高を大きく塗り替えた。家具・インテリアの通販サイト「LOWYA」の他社ECモールから自社旗艦店へのシフトが順調に進捗するなか、新型コロナウイルスの影響による需要押し上げが追い風となった。また、販売価格と商品構成の見直しによる原価率の改善に加え、販管費の抑制なども利益拡大につながった。併せて、通期の同利益予想を4期ぶりの最高益に大幅上方修正している。

2位に入ったカオナビ <4435> [東証M]はクラウド人材管理システム「カオナビ」をサブスクリプション方式でサービス展開している。4-6月期は新型コロナウイルスの影響で新規顧客獲得ペースは鈍化したものの、カオナビ利用企業の増加基調が継続したことで月額課金収入が大きく伸びた。また、事業環境に合わせた広告宣伝費の見直しなど柔軟なコストコントロールを実施したことも奏功し、経常利益は前年同期の600万円から1億1900万円に急拡大した。

続く3位のJストリーム <4308> [東証M]は主力のライブ配信で医薬領域のWEB講演会向け売り上げが複数の顧客で大幅に増加したほか、金融領域では感染症対策としてバーチャル株主総会へのニーズが顕在化した。また、学習塾などを中心に動画配信プラットフォームの利用が伸びたこともあり、4-6月期の経常利益は前年同期比17倍の2.4億円に拡大して着地。併せて、非開示だった通期の同利益は前期比60.1%増の9億円に伸び、2期連続で最高益を更新する見通しとなった。

6位の保土谷化学工業 <4112> は新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、子会社で開発したPCR診断キット用材料が複数の診断キットメーカーに採用され需要が急増し、4-6月期の経常利益は前年同期比4.9倍の23.9億円に膨らんだ。スマートフォン向けディスプレー分野で液晶から有機ELへの切り替えが進み、有機EL材料の販売が伸びたことも収益拡大に貢献した。

9位にリストアップされたアイティメディア <2148> はソフトバンク系のオンライン専業メディア。4-6月期は売上高14.2億円(前年同期比26.2%増)、経常利益3.2億円(同3.8倍)と業績高変化をみせた。リードジェン事業では新システムによるリード(見込み顧客)生成効率の向上で需要拡大に対応したほか、展示会やセミナーをオンライン化するバーチャルイベントサービスが急成長を遂げた。また、メディア広告事業では「ねとらぼ」を中心に多くのメディアでページビューが増加し、広告収入が伸びた。

11位のカワチ薬品 <2664> は新型コロナウイルスの感染拡大で感染予防関連商品や生活必需品を中心とした巣ごもり消費関連商材の販売が好調だった。また、販促活動の自粛による広告宣伝費の抑制や残業時間の削減なども寄与し、4-6月期は2ケタ増収増益を達成した。第1四半期業績の好調に伴い、減益予想だった21年3月期通期の同利益を一転増益見通しに大幅増額修正している。

20位にリスト入りしたライドオンエクスプレスホールディングス <6082> の4-6月期はコロナ禍によるフードデリバリー需要の拡大を追い風に、宅配寿司「銀のさら」、宅配御膳「釜寅」ともに注文が大きく伸び、売上高、経常利益ともに四半期ベースの過去最高を更新した。第1四半期経常利益(6.7億円)の通期計画16.1億円に対する進捗率は41.9%と高水準で業績上振れも期待される。株価は19日に上場来高値となる3115円まで上値を伸ばしている。

 ┌ 経常利益 ┐   増益  対通期 予想

コード 銘柄名    増益率 4-6月期 連続期数 進捗率  PER

<3542> ベガコーポ   5723   757    2   39.2 32.9

<4435> カオナビ    1883   119    1    -   -

<4308> Jストリーム  1614   240    5   26.7 77.9

<9509> 北海電     1202  21782    2    -   -

<6737> EIZO     691   585    4    -   -

<4112> 保土谷      393   2396    3    -   -

<9519> レノバ      364   1674    1    -  112

<4617> 中国塗      360   1835    5   35.3 18.8

<2148> ITメディア   276   327    1    -  56.6

<1815> 鉄建建設     232   1631    2   29.1  8.8

<2664> カワチ薬品    221   3394    3   42.4 14.5

<8715> アニコムHD   214   550    3   19.0 43.0

<1884> 日道路      210   2166    1   26.4 12.2

<1870> 矢作建      207   2094    1   29.9  7.7

<1898> 世紀東急     183   343    4   6.2  7.5

<9919> 関西スーパ    181   1364    2   51.1 22.3

<2588> プレミアムW   175   905    3    -  28.2

<6741> 信号       157   1053    1   22.4 22.5

<4113> 田岡化      155   790    3   28.2 16.8

<6082> ライドオンE   154   676    3   41.9 31.3

<6258> 平田機工     148   1552    2   77.6 57.5

<8609> 岡三       148   549    3    -   -

<3661> エムアップ    144   310    5   37.8 58.6

<2899> 永谷園HD    142   1062    3   33.2 23.3

<4008> 住友精化     134   3316    1    -   -

<2790> ナフコ      133   7672    2   59.1  7.9

<2692> 伊藤忠食     131   1145    4   19.1 16.3

<8173> 上新電      111   3208    1   33.8 12.5

※経常利益の単位は百万円。

株探ニュース

関連記事・情報

  1. 究極の好業績材料株、大相場の第1ステージに立つ好望銘柄リスト.. (08/22)
  2. コロナ禍の4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第1弾〕 <成長株特集> (08/20)
  3. 10万円以下で買える、今期増益&低PER 22社【2部・新興】編 <割安株特集> (08/23)
  4. 【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (8月21日現在)
  5. 和島英樹の「明日の好悪材料Next」~第13回 (08/23)
  6. 「噂で買わず、事実で買う」でも間に合う? ⇒コンサバティズム・バイアス (08/21)
  7. 「株探」の歩き方 ― (26)トレンドフォロー戦略に適した銘柄を選んで取引しよう (08/21)
  8. 【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 投資家の範であり続ける、老いて凄み増す“.. (08/23)
  9. 【杉村富生の短期相場観測】 ─ポストコロナをにらんだ動きが活発化する産業界! (08/23)
  10. 【植木靖男の相場展望】 ─ いまは9月相場を占う大事なときか (08/22)

人気ニュース (直近8時間)

  1. 1
    【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月21日発表分) 注目
  2. 2
    利益成長【青天井】銘柄リスト〔3-5月期〕 17社選出 <成長株特集> 特集
  3. 3
    レーティング週報【格上げ↑】 (7月19日-21日) 特集
  4. 4
    21年後半相場の4大テーマ株を狙え! 活躍期待の注目銘柄3選(2)【再生可能エネルギー】 <連休特別企画> 特集
  5. 5
    【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ミニ・バフェットを目指せ! 市況
人気ニュースベスト30を見る
ログイン プレミアム会員登録
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘することを目的としておりません。
投資の最終決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、 China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.