東京株式(前引け)=前日比392円高、景気敏感株が買われる
25日前引けの日経平均株価は前日比392円96銭高の2万3378円47銭。前場の東証1部の売買高概算は6億1488万株、売買代金は約1兆358億円。値上がり銘柄数は1706、値下がり銘柄数は396、変わらずは69銘柄だった。
日経平均株価は大幅高。前日のNYダウが378ドル高と急伸。新型コロナウイルスに対する新たな治療法が認可されたことなどを好感された。この米株高の流れに乗り、東京株式市場も大きく買われている。幅広い銘柄に買いが入るなか、特に空運や陸運、機械など景気敏感株の上昇が目立った。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>、ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>が高く、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほフィナンシャルグループ<8411>など銀行株も上昇した。半面、任天堂<7974>やレーザーテック<6920>が安く、神戸物産<3038>やニトリホールディングス<9843>が値を下げた。メルカリ<4385>やBASE<4477>、マクアケ<4479>が売られた。