セラクが大幅高で4年ぶり高値圏に浮上、デジタル投資需要取り込み今期業績上振れ期待
セラク<6199>が全体軟調相場のなか大口の買い注文を交えて大幅高。7月27日につけた高値1395円を上抜き、1カ月ぶりに年初来高値を更新した。時価は2016年7月以来約4年ぶりの高値圏に浮上している。ITインフラ構築やデジタル人材の派遣ビジネスを展開、コロナ禍にあっても企業のデジタル投資需要を取り込み業績は絶好調に推移している。20年3~5月期はトップラインが2割近い伸びを確保し、本業のもうけを示す営業利益も前年同期比25%増の3億100万円と大幅に拡大した。20年8月期決算期末が迫っているが、同社が計画する営業利益7億7000万円(前期比6%増)は上振れする公算が大きいとみられている。