ニトリHDが3日ぶり反発、国内大手証券は目標株価2万4000円に引き上げ
ニトリホールディングス<9843>が3日ぶりに反発。SMBC日興証券は26日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価を2万円から2万4000円に引き上げた。同証券では、第1に巣ごもり長期化で家庭内を快適に過ごすための需要やテレワーク需要は依然高水準であること、第2に、19年10月の消費増税による駆け込み需要で8~10月の前年ハードルが高いが、同社は前年水準を踏まえ商品開発を強化する傾向があり、市場の期待以上に善戦する可能性も高いこと、第3に、小売りセクターには新型コロナ恩恵銘柄と同ダメージ銘柄があるが、恩恵銘柄からダメージ銘柄にスイッチするにはやや時期尚早と思えることを指摘。この3点を背景に、目標株価を引き上げている。