かぶたん ロゴ

概況からBRICsを知ろう 上海指数総合は値上がり、景気回復の期待感が広がる流れ

市況
2020年8月28日 10時46分

【ブラジル】ボベスパ指数 100623.64 0.00%

27日のブラジル株式市場はもみ合い。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比3.69ポイント安(c)の100623.64で引けた。ボべスパ指数の75の構成銘柄では36が上昇、39が下落、変わらずは0。アズールなどがしっかりとした値動きとなった。

【ロシア】MICEX指数 3012.01 -1.31%

27日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比39.96ポイント安(-1.31%)の3012.01で引けた。利食い売りが増えたようだが、米中関係の悪化が警戒されていることや、原油価格の上げ渋りなども材料視されていたようだ。

日中の取引レンジは3002.10-3056.25。

【インド】SENSEX指数 39113.47 +0.10%

27日のインドSENSEX指数は下げ渋り。前営業日比39.55ポイント高(+0.10%)の39113.47ポイント、ナショナル証券取引所のCNXニフティ指数は前営業日比9.65ポイント高(+0.08%)の11599.25で取引終了。

SENSEX指数の構成銘柄では上昇が13、下落が17、変わらずが0で売りが優勢となった。月末のデリバティブ取引の満期に伴い銀行株を中心に買いが入ったが、米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に、買いは慎重だった。個別銘柄では、インダスインド銀行やHDFC銀行などが買われている。

【中国本土】上海指数総合 3350.11 +0.61%

27日の上海指数総合は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.37ポイント高(+0.61%)の3350.11ポイントと3日ぶりに反発した。

景気回復の期待感が広がる流れ。中国国家統計局は朝方、全国工業企業の利益総額が2020年7月に、前年同月比19.6%増の5895億1000万人民元(約9兆706億円)に伸びたと報告した。3カ月連続のプラス成長を達成した点を重視し、市場ではコロナ禍で打撃を受けた企業業績の早期持ち直しが意識されている。中国の政策動向も注視された。香港メディアが27日報じたところによれば、習近平・国家主席は最近、北京で連日にわたり経済に関する座談会を開いている。

《NH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集