1日の株式相場見通し=一進一退か、米ナスダック最高値と円安は追い風

市況
2020年9月1日 8時04分

1日の東京株式市場は、一進一退の展開となり前日終値を挟んでのもみ合いが予想される。前日の米国株市場では景気敏感株中心に利益確定売りに押されNYダウが反落したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続伸し史上最高値を更新した。また外国為替市場ではドルが買い戻されドル高・円安に振れており、東京市場でも主力電機セクターに追い風となる。ただ、総裁選の行方や政策の持続性及び新内閣の顔ぶれなど先行きが見通しにくい局面で、目先買いポジションを高めるには難しいタイミングにある。

31日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比223ドル82セント安の2万8430ドル05セントと4日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は、同79.823ポイント高の1万1775.456だった。

日程面では、7月の完全失業率・有効求人倍率、4~6月期の法人企業統計、8月の新車販売台数など。海外では8月の財新中国製造業PMI、7月のユーロ圏失業率、8月のISM製造業景況感指数、7月の米建設支出など。

出所:MINKABU PRESS

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