三井ハイテクが一時13%高、半導体需要の増加で上期経常は7億円の黒字に浮上
三井ハイテック<6966>が続急騰。株価は前営業日比13%高の2030円まで上値を伸ばし、約8カ月ぶりに年初来高値を更新している。11日の取引終了後に発表した21年1月期上期(2~7月)の連結決算は、売上高440億4100万円(前年同期比4.2%増)、経常損益7億8600万円の黒字(前年同期は600万円の赤字)となったことが好感されている。
5G(第5世代移動通信システム)関連向けやテレワークの拡大に伴う情報通信機器関連向けの半導体需要が増加するなか、ICリードフレームの販売が伸びたことに加え、生産性向上や原価低減を進めたことも利益改善につながった。