5万円以下で買える、財務健全・低PBR 21社【2部・新興】編 <割安株特集>

特集
2020年9月13日 16時00分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。ただ実際は赤字決算であったり、無配企業も数多くあることには留意したい。

東証2部、新興企業では351社が最低投資金額5万円以下で購入できる。今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成される。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、また、割安株という観点からPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に絞り込んだ。

下表は東証2部、ジャスダック銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)株主資本比率が50%以上、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは11日現在)

なお、11日(金)に配信した「5万円以下で買える、財務健全・低PBR【東証1部】編」も併せてご覧ください。

最低投資  株主資本   実績

コード 銘柄      市場   金額    比率   PBR

<5955> ヤマシナ    東2   7500    67.6   0.99

<3377> バイク王    東2   20600    62.5   0.70

<1853> 森組      東2   26700    52.2   0.74

<1443> 技研HD    東2   28100    62.9   0.56

<3956> 国際チャート  JQ   28200    51.5   0.94

<4237> フジプレアム  JQ   28900    59.3   0.98

<2693> YKT     JQ   29000    54.1   0.55

<2055> 日和産     東2   30500    65.3   0.33

<7899> MICS化学  JQ   36500    86.1   0.61

<6307> サンセイ    東2   38600    62.7   0.85

<3948> 光ビジネス   JQ   40300    72.0   0.34

<2481> タウンN    JQ   40300    89.6   0.64

<9845> パーカー    東2   42100    61.2   0.36

<7871> フクビ     東2   44000    64.4   0.30

<7927> ムトー精工   JQ   44200    51.1   0.29

<6338> タカトリ    東2   44800    60.8   0.49

<9709> NCS&A   東2   46000    54.1   0.92

<9029> ヒガシ21   東2   47300    61.4   0.74

<7567> 栄電子     JQ   48000    55.2   0.85

<6091> ウエスコHD  東2   48000    72.4   0.52

<1994> 高橋ウォール  JQ   48300    71.3   0.45

※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。

※直近予想が最終赤字、無配の企業は除いた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.