CEHDが続急騰、電子カルテや有望子会社への期待と光通信“筆頭株主”も思惑に
CEホールディングス<4320>が続急騰。朝方に14%高の676円まで駆け上がり、年初来高値の688円も視界に捉える場面があった。自社開発の電子カルテシステム「ミライズエーズィー」を中心とする医療ソリューション事業を手掛ける。今3月期業績は前期に反映された大型案件獲得の反動で大幅減益を見込むが、マーケットは来期以降の回復に目が向いている。同社がM&Aで傘下に収めた臨床試験受託子会社マイクロンの収益フル寄与が見込まれることはポイント。マイクロンが開発支援したAI搭載のプログラム医療機器が「新型コロナウイルス感染症に関連した肺画像解析プログラム」として日本初の承認を取得するなど話題性も多い。光通信<9435>が純投資目的で同社株を買い増し、筆頭株主となっていることも思惑材料となっている。