株価指数先物【昼のコメント】方向感つみづらく2万3125円~2万3375円のレンジで推移

市況
2020年9月15日 12時22分

日経225先物は11時30分時点、前日比150円安の2万3270円(-0.64%)前後で推移している。米国市場の上昇は想定内との見方がされるなか、利食い優勢の展開となった。寄り付きは2万3280円とシカゴ先物清算値(2万3305円)を下回って始まった。現物の寄り付き直後には2万3310円を付ける場面がみられたが、前日に指数のけん引役だったソフトバンクグループ <9984> が利食いに押されたほか、ファーストリテイリング <9983> も弱く、日経平均株価の重荷となった。この流れを受けて日経225先物はじりじりと下げ幅を広げており、前場半ばには一時2万3190円まで下げる場面もみられた。ただし、売り一巡後は2万3200円~2万3250円辺りで下げ渋る展開。

なお、 前引けのTOPIXは0.68%の下落だった。そのため、後場は日銀のETF買い入れによる需給面での下支えが意識されやすい。もっとも、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリングなど指数への寄与度の大きい値がさ株の戻りの鈍さが意識されてくるようだと、インパクトは限られそうである。また、グローベックスの米株先物も小動きで推移しており、方向感はつかみづらいだろう。そのため、権利行使価格2万3250円を挟んでの2万3125円~2万3375円辺りのレンジでの推移になりそうだ。積極的にはポジションは積み上がりづらいため、2万3200円接近での押し目狙いのロング、2万3300円超えでのショートといった短期的な商いになりそうだ。

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