三菱UFJなど軟調、FOMC前に買い手控えられ米金融株安も波及
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめメガバンクが軟調な展開を強いられている。前日の米国株市場ではシティグループが貸倒引当金を積み増す可能性に言及したことが嫌気され急落したほか、JPモルガンやゴールドマン・サックスなど他の大手金融株にも売りが波及した。FOMCの結果発表を控え緩和政策への思惑もあり、米長期金利も0.6%台後半での低水準もみ合いが続いている。日米の金融政策決定会合を前に目先買いポジションを軽くする動きが軟調な株価に反映されている。