前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2020年9月17日 5時20分

■ツバキナカ <6464>  845円 (-62円、-6.8%)

東証1部の下落率5位。ツバキ・ナカシマ <6464> が続急落。15日の取引終了後、未定としていた20年12月期の連結業績予想について、売上高490億円(前期比24.1%減)、営業利益26億円(同68.2%減)、最終利益12億円(同75.5%減)と大幅減益を見込むことが嫌気された。また、同様に未定としていた期末配当を5円にすると発表しており、年間配当は15円(前期81円)となる予定だ。

■パーク24 <4666>  1,759円 (-126円、-6.7%)

東証1部の下落率6位。パーク24 <4666> が急反落。同社は9月15日大引け後に決算を発表。20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の連結最終損益は122億円の赤字(前年同期は78億円の黒字)に転落した。

同時に「20年10月末を基準日とする株主優待制度を中止する。21年10月期以降の実施は未定」「8月タイムズパーキング売上高は前年同月比18.8%減と6ヵ月連続で前年割れとなった」と発表。

■物語コーポ <3097>  9,840円 (-570円、-5.5%)

東証1部の下落率7位。同社が15日、8月の既存店売上高は8.3%減とマイナスに転じたと発表したことが売り材料視された。

■三菱UFJ <8306>  441.8円 (-5.7円、-1.3%)

三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> をはじめメガバンクが軟調な展開。前日15日の米国株市場ではシティグループが貸倒引当金を積み増す可能性に言及したことが嫌気され急落したほか、JPモルガンやゴールドマン・サックスなど他の大手金融株にも売りが波及した。FOMCの結果発表を控え緩和政策への思惑もあり、米長期金利も0.6%台後半での低水準もみ合いが続いている。日米の金融政策決定会合を前に目先買いポジションを軽くする動きが軟調な株価に反映されている。

※16日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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