NY株式:NYダウ36ドル高、FOMCは大規模緩和を当面維持

市況
2020年9月17日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は36.78ドル高の28032.38ドル、ナスダックは139.86ポイント安の11050.47ポイントで取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)でのハト派姿勢を期待して、寄り付きから堅調に推移した。予想通り大規模緩和策を据え置き、スタッフ予測で市場予想よりも長い2023年末までゼロ金利を予想していることが明らかになると上げ幅を拡大した。しかし、パウエルFRB議長が会見で現行の資産購入規模が適切であるとし、「現行のガイダンスは極めて強力」との考えを示すと追加緩和期待が後退し、引けにかけては上げ幅を縮小した。セクター別ではエネルギーや銀行が大きく買われた一方で、テクノロジー・ハード・機器が売られた。

運送会社のフェデックス(FDX)はアナリスト予想を上回った好決算が好感され上昇。住宅建設販売のKBホームズ(KBH)はアナリストによる投資判断引き上げが好感され上昇した。一方で、カジノ経営のラスベガスサンズ(LVS)、ウィン・リゾーツ(WYNN)、MGMリゾーツ(MGM)はアナリストによる投資判断引き下げが嫌気され軒並み下落した。

著名投資家バフェット氏が率いるバークシャーハサウェイ(BRK/B)やセールスフォース(CRM)の出資で注目されていたソフトウェアのスノウフレーク(SNOW)が16日ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。ソフトウェア企業として過去最大規模のIPOとなったが、初日の取引で公募価格120ドルの倍以上に株価は上昇し、好調な出だしとなった。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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