アスクルがカイ気配スタート、21年5月期業績予想を上方修正
アスクル<2678>がカイ気配スタートとなっている。16日の取引終了後、21年5月期の連結業績予想について、売上高を4030億円から4063億円(前期比1.5%増)へ、営業利益を72億円から92億円(同4.3%増)へ、純利益を45億円から50億円(同11.5%減)へ上方修正したことが好感されている。
主力のBtoB事業で、eコマース市場拡大に伴う客数の増加などによる売上高の増加に加えて、特需的な要因も含めた感染対策商品の売り上げ拡大とそれに伴うカテゴリミックスの変化及び原価低減施策などによる売上総利益率の向上が寄与。また、売上高の回復に伴う物量の増加とそれに伴う物流生産性の回復なども貢献した。
なお、同時に発表した第1四半期(5月21日~8月20日)決算は、売上高1001億8000万円(前年同期比2.3%増)、営業利益29億9000万円(同2.0倍)、純利益15億200万円(同65.0%増)だった。