米国株見通し:買い継続に期待、製造業回復なら買いを後押し

市況
2020年9月17日 15時43分

(15時30分現在)

S&P500先物      3,348.88(-30.52)

ナスダック100先物  11,130.88(-124.12)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は200ドル安。アジアや欧州の株安も波及し、今晩の米株式市場は売りが先行しそうだ。

16日の取引で主要3指数はまちまち。S&Pとナスダックは下げに転じたが、ダウは4日続伸で36ドル高の28032ドルで取引を終えた。一方、注目の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利は据え置き。また、新型コロナウイルス感染の打撃を抑えるため2023年中は実質ゼロ金利政策を維持する方針を示し、それを好感した買いが強まり指数が大きく押し上げられる場面もあった。ただ、引けにかけて買いは一巡し、ダウの上昇は小幅にとどまった。

本日も買い継続が期待される。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はFOMC後の記者会見で追加緩和を示唆せず、一段の緩和を期待した買いを抑制する見通し。ただ、ハト派姿勢を背景に株高基調は維持されよう。また、トランプ政権による追加経済対策の与野党合意に思惑も広がり、株買いを支援。一方、今晩発表の経済指標は強弱まちまちと予想される。そのうち、NY連銀製造業景気指数(15日)が予想外に強含み、フィラデルフィア連銀製造業景況指数がそれに続けば、製造業の回復を見込んだ買いを後押ししそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.