17日の香港市場概況:ハンセン1.6%安で5日ぶり反落、科技指数は1.7%下落

市況
2020年9月17日 18時00分

17日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比384.78ポイント(1.56%)安の24340.85ポイントと続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が113.64ポイント(1.15%)安の9732.15ポイントと5日ぶりに反落した。売買代金は1176億9100万香港ドルにやや拡大している(16日は1029億9100万香港ドル)。

米ハイテク株安を嫌気。昨夜の米株市場では、ナスダック指数が1.3%安と3日ぶりに反落した。香港もその流れを継ぎ、ハイテクやITの「ニューエコノミー」関連などで構成されるハンセン科技指数が1.7%安と反落している。

一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が16日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、現行の「ゼロ金利政策」と「資産購入」の継続を決定。緩和策の長期化観測も浮上したものの、事前に予想されていただけに、特段の材料とはなっていない。(亜州リサーチ編集部)

ハンセン科技指数の組み入れ上位銘柄では、頭文字をとって「ATMX」と呼ばれ阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が1.9%安、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が1.4%安、美団点評(メイトゥアン・ディエンピン:3690/HK)が3.0%安、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が6.4%安とそろって反落した。科技指数は今月2日に指数算出以来の高値を記録。利食い売りが続いたのち、足元では戻りを試していたものの、改めて売りに押されている。

ハンセン指数の構成銘柄では、上述した小米集団のほか、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(2269/HK)が4.0%安、電動工具メーカー大手の創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)とマカオ・カジノの金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)がそろって3.1%安と下げが目立った。

セクター別では、医薬品関連が安い。上記した薬明生物技術に加え、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス:6185/HK)が3.9%、上海復宏漢霖生物技術(2696/HK)が3.4%、金斯瑞生物科技(1548/HK)が2.7%、上海復星医薬集団(2196/HK)が1.9%ずつ下落した。

半面、石油生産や掘削、天然ガスなどエネルギー関連はしっかり。中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.2%高、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が0.8%高、中海油田服務(2883/HK)が3.8%高、昆侖能源(クンルン・エナジー:135/HK)が4.1%高、中国燃気HD(中国ガス:384/HK)が2.4%高で引けた。

一方、本土市場は小幅続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.41%安の3270.44ポイントで取引を終えた。食品飲料株が安い。医薬品株、不動産株、金融株、空運株、防衛関連株、公益株なども売られた。半面、ハイテク株は高い。自動車株、防衛関連株、インフラ関連株の一角も買われた。

亜州リサーチ(株)

《FA》

提供:フィスコ

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