クスリアオキは大幅反落、第1四半期好決算も材料出尽くし感強まる

材料
2020年9月18日 11時21分

クスリのアオキホールディングス<3549>は大幅反落している。17日の取引終了後に発表した第1四半期(5月21日~8月20日)連結決算は、売上高776億6900万円(前年同期比7.6%増)、営業利益47億6900万円(同41.0%増)、純利益35億9200万円(同41.9%増)と大幅増益となったものの、月次動向などから好決算は織り込み済みとの見方が強く、この日は材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。

感染症防止対策としてのマスクや消毒液などの衛生関連商品、外出自粛に伴う食料品・日用品などの需要が急増し、来店客数の増加が売り上げ増を牽引した。また、ドラッグストア8店舗、ドラッグストア併設調剤薬局30店舗を新規に出店したことも寄与した。

なお、21年5月期通期業績予想は、売上高3120億円(前期比3.9%増)、営業利益165億円(同0.9%増)、純利益118億円(同5.0%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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