「妙味株」一本釣り!スペシャル4連弾(2) ─ 東エレデバ <連休特別企画>

注目
2020年9月20日 9時00分

●東エレデバ <2760>

【目標株価】4000円(18日終値3135円)

「高効率スマート社会を見据えた取り組み加速へ」

東京エレクトロン デバイス <2760> は最先端の半導体やITシステムなどを提供。株価は7月1日に年初来高値3915円をつけ、その後は9月4日の直近安値2867円まで25%超調整。足もとでは26週移動平均線がサポートラインとなるかたちで持ち直しつつある。

同社は高効率スマート社会「Society 5.0」の到来を見据え、5月に発表した新中期経営計画では事業の軸足を“メーカー機能を持つ商社”から“技術商社機能を持つメーカー”へのシフトを掲げている。技術商社機能ではデータビジネス・サービスビジネス・ストックビジネスを利益源泉とする高収益ビジネスへの移行(超高速ディープラーニングシステム、システム構築コンサルティング及び保守サービスの提供など)や、成長分野の技術進展を支える半導体の販売を通じた顧客基盤の維持・拡大に取り組む意向。また、メーカーとして、データサイエンス・画像処理・ロボティクスを駆使したモノづくり、設計量産受託サービスで培われた技術に基づくODM(委託者のブランドで製品を設計・生産すること)、強力なシステム開発力や提案力を持つ設計開発部門、マスカスタマイゼーション対応の高効率スマート工場を目指す。

人工知能(AI)など「Society 5.0」で必要とされる技術要素は、同社が従来から取り扱ってきた製品・サービスや独自の技術開発分野と重なっており、withコロナで求められる対策(自動化、リモート、非接触)にも通じる部分が多い。21年3月期第1四半期(4-6月)は新型コロナウイルスの感染拡大による影響で半導体及び電子デバイス事業は減収減益を余儀なくされたが、一方でコンピューターシステム関連事業はネットワーク環境を強化する需要の増加などを追い風に底堅く推移した。新型コロナの収束が依然として見通せないことから先行きには不透明感が残るものの、21年3月期通期の連結業績見通しは売上高1380億円(前期比1.9%増)、経常利益41億円(同14.7%増)とする従来計画を据え置いている。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.