アクモスが動意、マイナンバーと医療ICTの2つのテーマに乗る
アクモス<6888>が動意、全体相場が下値を探るなか一時6%近い上昇で559円まで買われる展開となった。菅新首相はデジタル行政に取り組む姿勢を明示するなか、マイナンバーカードの活用が重要との認識を示しており、関連銘柄に改めて物色の矛先が向いている。同社はM&A戦略を駆使したベンチャー企業連合を形成、幅広くITソリューション事業を手掛けるが、自治体へのICTサービス提供でも強みを持ち、マイナンバー制度に対応するためのクラウドサービスを展開するなど同分野での実績も高い。また、ここ医療ICT関連の有力株に位置づけられるソフトマックス<3671>が急騰するなど、コロナ禍にあってヘルステック周辺株に買いが向かっている。医療システム開発に強いアクモスはその出遅れ銘柄としてもマーケットの視線が向いている。