東京株式(前引け)=反発、米株高好感でリスク選好も上げ幅限定的
6日前引けの日経平均株価は前営業日比113円77銭高の2万3425円91銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は4億8069万株、売買代金概算は9870億6000万円。値上がり銘柄数は961、対して値下がり銘柄数は1094、変わらずは119銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は、前日に続き日経平均は上値を指向した。前日の米国株市場では新型コロナウイルスへの感染が確認され入院したトランプ米大統領が5日夕刻に退院することが伝わり主要株指数が急反発、東京市場でもこの流れを引き継ぐ形となった。ただ、米株高に先立って日経平均は上昇していたこともあり、そのぶん上げ幅は限定的となった。値下がり銘柄数が値上がりを上回っている。売買代金も1兆円台に届かなかった。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が断トツの売買代金をこなし上昇、チェンジ<3962>も活況高。キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>なども買われた。武田薬品工業<4502>も堅調。ダントーホールディングス<5337>が続急騰、トーセイ<8923>も大幅高、ソルクシーズ<4284>、グレイステクノロジー<6541>も値を飛ばした。半面、ソニー<6758>が軟調、ダイキン工業<6367>も売り優勢。NEC<6701>も値を下げた。スター・マイカ・ホールディングス<2975>が急落。レオパレス21<8848>が下値模索となったほか、小糸製作所<7276>も大幅安。