クボタは軟調地合いのなか頑強な値動き光る、エヌビディアと農機の自動運転で提携
クボタ<6326>は全体軟調相場に抗して頑強な値動きをみせている。株価は1900円台で売り物をこなし、8月31日につけた年初来高値1962円奪回の機をうかがっている。同社は6日、米画像処理半導体大手エヌビディアと農機の自動運転で提携することを発表、これがマーケットでも注目を集めている。エヌビディアのGPUや人工知能(AI)を搭載することで瞬時に取得データの分析などを行うことを可能とし、自動運転技術の向上を図る計画。日本では人手不足が深刻な農業のICT化が課題となっており、農機の自動運転は有力テーマとなっている。