ヤクルトは急反落、仏ダノンが保有する全株式を売却
ヤクルト本社<2267>は急反落している。この日の寄り前、仏ダノンから保有するヤクルト株式(発行済み株数の6.61%)すべてを売却したとの連絡を受けたと発表しており、需給面への影響を懸念した売りが出ているようだ。
ダノンは2000年にヤクルトの株式を取得して以降、その後も買い増しによって関係を深めてきた。現在、両社はインド及びベトナムで合弁会社を通じた事業展開を行っているほか、米国やインドにおけるプロバイオティクス振興活動、米国における研究者助成活動などを共同で実施しているが、これらの既存の協業は継続していくことで合意しているという。なお、同件による業績への影響はないとしている。