STIフードが急騰、小さく生まれセカンダリーで本領発揮
STIフードホールディングス<2932>が急騰、前日比435円高の2921円まで上値を伸ばす場面があった。9月25日に東証2部に新規上場した直近IPO銘柄。セブン‐イレブンなどコンビニエンスストア向けに水産原料素材の調達から製造販売までワンストップで行っており、その成長性に注目が集まっている。直近IPO銘柄はITソリューション周辺の銘柄が人気化しやすい傾向があるが、同社はその範疇からは外れており、公開価格1900円に対し初値は2080円と過熱感なく生まれたことも、その後のセカンダリーで追随買いを誘う背景となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響をこなし、20年12月期はトップラインが2ケタ伸長を見込み、営業利益33%増の7億800万円と高成長を予想していることも買い安心感につながっている。