東京株式(前引け)=小幅反落、米株安でリスク回避も下値抵抗力発揮
7日前引けの日経平均株価は前営業日比38円42銭安の2万3395円31銭と小幅反落。前場の東証1部の売買高概算は4億2627万株、売買代金概算は8711億5000万円。値上がり銘柄数は798、対して値下がり銘柄数は1243、変わらずは125銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は、リスク回避の売りが優勢となり日経平均は反落した。前日の米国株市場で追加経済対策への期待が後退し主要株指数が急反落したことを受け主力株中心に値を下げるものが多くなった。ただ、半導体関連や再生可能エネルギー関連などの一角が買われ全体相場を支え、日経平均は朝安後に一貫して下げ幅を縮小させる展開をみせた。売買代金は9000億円を下回るなど盛り上がりを欠いた。
個別ではソニー<6758>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>も軟調。ヤクルト本社<2267>が大幅安。武田薬品工業<4502>も売りに押された。東海ソフト<4430>は値下がり率トップに売られた。半面、東京エレクトロン<8035>が高く、ディスコ<6146>は大幅高。日本電産<6594>が上昇、チェンジ<3962>も買われた。Olympicグループ<8289>、コムチュア<3844>などが急伸、レノバ<9519>も物色人気。