「デジタルトランスフォーメーション」が1位にランク、富士通はファナックなどと新会社設立へ<注目テーマ>

特集
2020年10月8日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 デジタルトランスフォーメーション

2 サイバーセキュリティ 

3 2020年のIPO 

4 脱ハンコ 

5 人工知能

6 量子コンピューター 

7 5G 

8 電子認証 

9 遠隔医療 

10 越境EC

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「デジタルトランスフォーメーション 」が1位となっている。

富士通<6702>とファナック<6954>、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)の3社は7日、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するクラウドサービスを提供する新会社「DUCNET(ディーユーシーネット)」を11月に共同で設立すると発表した。

また、同じく7日には日鉄ソリューションズ<2327>が、顧客のDX推進を支援するデジタルイノベーション共創プログラム「Angraecum(アングレカム)」の提供を開始したことを公表。NEC<6701>は5日、DX事業の強化などを目的に、スイスの大手金融ソフトウェア会社アバロックを傘下に置く持ち株会社の全株式を約2360億円で買収することを明らかにしている。

こうした動きが相次いでいるのは、人工知能(AI)IoTビッグデータといった先端技術を活用して、ビジネスモデルなどを抜本的に変革し、新たな成長や競争力強化につなげていくDXの世界的な潮流が起きていることが背景。また、国内で新型コロナウイルス対応の給付が遅れるなど、デジタル化についてさまざまな課題が浮き彫りとなったことから、菅首相が司令塔となる「デジタル庁」新設を指示するなどDX推進の姿勢を強めていることも関心の高さにつながっている。

これを受けて、9月30日までに出揃った各省庁の2021年度予算の概算要求では関連予算が増額されており、総務省は自治体のDX推進に38億8000万円(20年度当初予算は7億1000万円)を計上したほか、経済産業省はデジタル技術を活用する企業への支援に389億円(同204億円)を要求している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.