株価指数先物【寄り前コメント】NTロングによるスプレッド狙いは継続し、やや225先物のロング比率を高めておきたい
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 23620 -10 (-0.04%)
TOPIX先物 1651.0 -4.5 (-0.27%)
シカゴ先物 23615 -15
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
8日の米国市場はNYダウ、S&P500、ナスダックが上昇。新規失業保険申請件数が2週連続で減少したほか、追加経済対策への期待から買いが先行した。ペロシ下院議長が一部に限定した追加経済対策には、包括的な景気対策案での同意が必要との認識を示したことで下げに転じる場面もみられた。その後、ムニューシン財務長官がペロシ議長に協議再開を打診したと伝わり再び上昇に転じるなど、経済対策を巡る発言を受けて方向感の定まらない展開だった。
シカゴ先物清算値(12月限)は大阪比15円安の2万3615円だった。日経225先物ナイトセッションは日中比40円高の2万3670円で始まり、開始直後に2万3680円を付けた後は2万3630円から2万3670円辺りでの保ち合いが継続。米国取引時間中に2万3570円まで下押す場面がみられたが、取引終了に向けて2万3600円を上回っての底堅い値動きとなり、2万3620円で取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。前日の強い値動きの反動も意識されやすいだろう。しかし、これまでの保ち合いレンジ上限の2万3500円を明確に上放れてきている。2万3500円に接近する場面においては押し目買いの流れが強まりやすい。前日の上昇においてクレディスイスからのショートカバーとみられる商いのほか、米系証券経由による買いが目立っていた。オプションSQの売買が買い越しとなる可能性があり、SQ値が心理的な抵抗線として意識される可能性はあるが、これをクリアしてくるようだと一段と2万3500円と2万4000円とのレンジに向かうことになりそうだ。
一方で週末要因から積極的な商いは手控えられそうだが、SQ値が上値抵抗となる可能性も無視できず、その場合には権利行使価格の2万3500円から2万3750円辺りのレンジでのこう着といったところだろう。一方向でのロングポジションの積み上げは避けたいところだが、日経225先物の買い、TOPIX先物売りとのNTロングによるスプレッド狙いは継続し、やや225先物のロング比率を高めておきたいところであろう。
株探ニュース