「越境EC」が10位にランク、中国国慶節で関心高まる<注目テーマ>

特集
2020年10月9日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 デジタルトランスフォーメーション

2 脱ハンコ

3 サイバーセキュリティ

4 2020年のIPO

5 人工知能

6 5G

7 電子認証

8 量子コンピューター

9 遠隔医療

10 越境EC

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「越境EC」が10位にランクしている。

中国の国慶節(建国記念日)に伴う大型連休が10月1日にスタートし、8日に終了した。これまで国慶節といえば、海外旅行が話題に多く上り、例えば19年の国慶節期間は中国から約700万人が海外旅行に出掛け、一番人気の渡航先は日本だった。ただ、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で海外に出られず、国内旅行を選択する人が増えている。特に今年は、日本が「Go To トラベル」キャンペーンによる国内旅行を推奨しているように、中国も国内旅行で経済を活性化すべく、自治体や企業がさまざまな施策を展開しており、この傾向に拍車をかけている。

日本にとって中国の国慶節といえば、1~2月の春節(旧正月)に伴う大型連休と並んで例年、インバウンド需要が高まる時期といわれてきた。しかし今年は、新型コロナウイルスの影響で訪日観光客が大幅に減少しており、例年のような需要の盛り上がりは期待できない。そこで注目されているのが、越境ECだ。

連休中は国内外で人気の観光地は大混雑が予想されるため、大都市ではどこにも出かけないで自宅でゆっくりと過ごす人達が増えており、その間、越境ECサイトを利用して買い物をする人も多い。また、日本同様に新型コロナウイルスの影響で、中国でも巣ごもり消費が活発化していることも越境ECにプラスに働こう。

この日の関連銘柄では、ラクーンホールディングス<3031>やHamee<3134>、コマースOneホールディングス<4496>などが堅調な動きとなっている。また、新サービスの提供開始を発表したアウンコンサルティング<2459>はストップ高に買われている。

出所:MINKABU PRESS

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