サイバーリンクスの物色人気加速、業績絶好調でタイムスタンプに思惑も
サイバーリンクス<3683>の物色人気加速、きょうも目先筋の売り物をこなし3日続伸と気を吐いている。株価は連日の上場来高値更新で、未踏の4000円大台乗せを目前としている。同社は主に食品流通業界向けに業務システムなどのクラウドサービスを展開しており、電子化ビジネスにも積極的に取り組んでいる点に注目が集まっている。現在、株式市場では電子署名や電子認証に関連する銘柄が人気化傾向をたどっており、そのなか同社はある日時に特定の電子データが存在し改ざんもされていないことを証明するタイムスタンプ技術で先駆していることで、その関連有力株の一角と目されている。業績も絶好調、20年12月期営業利益は6億3900万円と前期比4割を超える増益を見込むが、進捗率から判断して依然保守的とみられ、大幅な増額余地が指摘されている。