バリュエンスはカイ気配、21年3月期経常は4倍増益とV字回復見通し
バリュエンスホールディングス<9270>はストップ高カイ気配となっている。15日の取引終了後に発表した20年8月期の連結経常利益は前の期比72.5%減の6億2200万円に落ち込んだが、続く21年8月期は前期比3.9倍の24億5000万円にV字回復する見通しとなり、これが好材料視されている。
今期は新規出店とネオスタンダードの買収効果で国内の買取店舗が40店ほど増加するほか、オークションの運営体制を整備し、開催数を増やす計画だ。業績回復に伴い、今期の年間配当は前期比10円増の35円に増配する方針としたことも好感されている。