テラスカイは急落、21年2月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
テラスカイ<3915>は急落している。15日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を107億2800万円から110億3800万円(前期比18.7%増)へ、営業利益を5億2000万円から6億8200万円(同5.9%減)へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
セールスフォースの導入・構築案件が引き続き堅調に推移していることに加えて、子会社BeeXが行う、SAPをAWSやAzureなどクラウドにマイグレーションするビジネスが拡大していることが牽引する見通し。また、タイにおける新型コロナウイルス感染症に対する非常事態令の影響で、タイへの進出計画が遅延しており、見込んでいた支出が減少したことも寄与する。
なお、同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高55億5500万円(前年同期比24.8%増)、営業利益5億2800万円(同52.9%増)だった。