株価指数先物【昼のコメント】ファーストリテイリング下落でNT巻き戻しの動き

市況
2020年10月21日 12時24分

日経225先物は11時30分時点、先週末比140円高の2万3670円(+0.59%)前後で推移している。寄り付きは2万3590円とシカゴ先物清算値(2万3590円)にサヤ寄せして始まると、現物の寄り付き直後には2万3680円まで上昇する場面がみられた。その後上げ幅を縮める動きとなり、前場半ばには2万3600円を下回ったが、前引けにかけて再び強含む展開となっている。

ファーストリテイリング <9983> が1%を超える下落で、日経225型の重荷となっており、NT倍率は先物中心限月で14.43まで低下している。足元でNT倍率の上昇傾向が続いていたこともあり、ポジション巻き戻しの影響が大きいと考えられる。米国においてもテスラが利食いに押されており、追加経済対策の結果待ちとなる中において、いったんポジションをクローズする動きといったところであろう。

追加経済対策については週末までに合意は可能との報道が伝わっており、明日以降も基本的には結果待ちの状況である。大統領選通過まではポジションを傾けづらい状況であることは想定線であり、スプレッド狙いでのスタンスながら、2万4000円を意識したヘッジ対応でのロング比率は引き上げておきたいところだ。NTの巻き戻しによる低下場面においては、その後の上昇を想定した、NTロング(日経225先物買い、TOPIX先物売り)のポジションを積み上げておきたいところであろう。

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