イルグルムが3日続落、20年9月期営業利益は計画上振れも材料出尽くし感

材料
2020年10月23日 9時31分

イルグルム<3690>が3日続落している。22日の取引終了後集計中の20年9月期連結業績について、営業利益が2億円から2億7000万円(前の期比3.2倍)へ、純利益が1億3000万円から1億8000万円(前の期3400万円の赤字)へ、上振れて着地したようだと発表したが、材料出尽くし感から売り優勢となり、マイナスに転じている。

主力のマーケティングプラットフォーム事業で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から顧客企業の広告出稿が抑制されたことにより、ツールの解約や利用休止が想定を上回り、売上高は27億円から26億1800万円(同18.8%増)へ下振れした。ただ、粗利率の高い商流プラットフォーム事業の売り上げが想定を上回り好調だったことや、マーケティングプラットフォーム事業でデータ処理プログラムの刷新を行いサーバー管理費が大幅に削減されたこと、更に事業活動全般のオンラインシフトにより販管費の削減があったことなどが利益を押し上げた。

また、業績上振れに伴い、3円80銭を予定していた期末一括配当を4円にするとあわせて発表した。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.