日本MDMの9月中間期業績は計画上振れ
日本エム・ディ・エム<7600>がこの日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が73億円から77億5000万円(前年同期比11.8%減)へ、営業利益が5億5000万円から8億2000万円(同35.2%減)へ、純利益が3億3000万円から5億2000万円(同43.6%減)へ上振れて着地したようだと発表した。
国内で、人工関節及び脊椎固定器具分野における新型コロナウイルス感染症の影響による症例数の減少が、想定と比較して少なかったことが貢献した。また米国でも、一時延期されていた人工関節分野における手術が早期に再開され、症例数が速やかに回復したことで、想定と比較して症例数の減少が少なかったことも寄与した。
なお、21年3月期通期業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化していることを受けて、売上高を178億円から174億円(前期比3.8%減)へ下方修正したが、営業利益22億円(同16.8%減)、純利益16億円(同26.1%減)は従来見通しを据え置いている。