伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月2日記)
日経平均株価は、6月以降、大陰線が押し目の目安となって、翌営業日以降、反発を開始する展開となってきました。
この流れを継続中なら、本日は寄り付き値が上放れた後、そのまま上昇の流れを作り、10月30日に下げた分を戻す動きになると考えられます。
目先の価格が戻り高値2万3725円を超える動きになるなら、目先は、目立った調整なく、一気に2万3725円以上へ上げる公算です。
本日の価格が上昇しても、その上げが一時的な動きで終わるなら、目先は、10月30日の高値2万3320円を前に強く上値を抑えられて、再度下値を試す流れへ入る公算です。
本日の価格が下げて、10月30日の安値2万2948円を割れる動きになる場合、目先は勢いの強い下げの流れを継続して、一気に8月28日の安値2万2594円以下まで下げる可能性が出てきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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